体験レポート

2023年10月17日〜18日
陸前高田ガストロノミー Vol.01 体験リポート

2023年10月19日

記念すべき第一回目の陸前高田ガストロノミー。食に人に景観に、至福の時が待っていました。

1日目

地域見学、歴史探訪

12:30
一ノ関から陸前高田まではバスで1時間15分。美しい山間を車窓に、陸前高田の歴史や文化など地元出身の村上清によるユニークなツアーガイドと参加者との楽しい交流が行われました。
14:00
箱根展望台へ。煌めく広田湾には牡蠣いかだ、奇跡の一本松や世界でも前例がない陸の嵩上げ、海に向かって実る豊かな果樹。ガストロノミーの舞台を地形と共に体験しました。
14:30
優れた建築技法を持つ気仙大工。その技術で建てられた伝承館へ。当時の建築技術やこだわりは見事の一言。陸前高田の方言で説明してくれるのも楽しいひととき。
15:30
震災後に再建された市立博物館へ。入り口は東日本大震災により遥か遠くアメリカクレセントシティに漂流した漁船をはじめ、陸前高田の歴史や民俗学を紐解くたくさんの資料を観ました。

ガストロノミーディナー

17:30
陸前高田ガストロノミーのスタート。今回のゲストシェフ「シェムラ ブル・リス」の村上知規オーナーシェフによる今回のメニューのプレゼンテーションがありました。
20:00
参加者の中には地元のお客様も。自分たちが日頃食べている食材の調理方法に驚いたり、地元でも知らなかった隠れた地域食材にびっくりしたり。贅沢な美味しい時間が過ぎていきます。

2日目

生産地訪問

9:30
5年連続で豊洲市場で日本一の評価を獲得している広田湾の牡蠣。船の乗り、牡蠣いかだまで。養殖中の牡蠣を見学しながら牡蠣職人のこだわりを聞きました。もちろん牡蠣は料理にも出た牡蠣です。

地元漁師が作るランチ

12:30
朝の漁で捕れた新鮮な海の幸を豪快にいただきました。市場に出回らない希少な海の食材がたくさん。刺身、焼き、フライ、煮込み、陸前高田産の新米と一緒にお腹いっぱいになりました。

震災遺構の見学

14:00
高田松原津波復興祈念公園内へ。防潮堤をはじめ、奇跡の一本松や津波によって流された震災遺構を見学。復興から10年の軌跡、そしてこれからの陸前高田の未来を見つめ解散となりました。